持続可能な開発目標(SDGs)とは
開発アジェンダの節目の年、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。
SDGsは、「誰一人取り残さない」との考え方の下、基本的には世界のあらゆる人にとっての課題を網羅しています。このため、誰もが自らの課題をSDGsの中で見出し、その解決を通じて、目指す理想を実現していくことが可能です。
SDGsを理解するときに、17の目標、169のターゲット、さらにその下に169のターゲットの詳細である232の指標があります。
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
SDGsを取り入れる意義
街中ではスーツを着た方や役所などでもこのマークのバッジを付けた方が増えてきましたね。2015年から始まった取り組みで、2018年頃から一部上場企業で取組が始まっていましたが、株式会社五力も社会貢献の為にSDGsの取り組みを始めました。
株式会社五力は福祉系企業ですし、従業員の大半は女性ですので、SDGsに合致する活動は多数行っています。しかし、日々の活動、今後の企業方針を作っていくにあたり、より世の中をよくする活動を推進していくためにSDGsの考えを取り入れています。
CSV(共通価値の創造)とは?
「Creating Shared Value」の略で、日本語にすると「共有価値の創造」となります。
「社会的な価値」と「経済的な価値」を同時に創造していく。つまり、社会に貢献しながら企業として儲けるという戦略です。
介護の保険外サービスなどは正にこれに当てはまります。仏壇の掃除などは介護保険では出来ないのですが、保険外サービスとして適正な対価をいただきサービスすることは、利用者様の生活の質を高める「社会的な価値」を生み出しています。また、会社は儲けることによって「経済的な価値」も生み出しています。
「社会的な価値」の提供を「継続する」ためには「経済的な価値」が欠かせません。
なぜなら、会社が調子の良いときは良い事をするが、赤字の時は良い事を縮小、廃止ではいけないからです。その為、良い事を事業として行い、1円でも黒字を出す必要があります。
株式会社五力は福祉系企業ですので、元々CSVの側面が強いですが、今後もブレずにCSV(共有価値の創造)を続けていきたいです。