《2021年7月20日》
京都市右京区にある株式会社五力では、本日右京消防署 梅津消防出張所の方々のご協力により、消防訓練を行いました。
実際の【119番】への通報、避難訓練、消火器の練習、AEDの練習と盛り沢山の訓練をしていただきました。
ただ、残念なことに、訪問のために参加できるスタッフが少なかったため、
教わったことをみんなにちゃんと伝えないといけません! 消防への通報や初期消火での注意点をお伝えします。
1.119番にかけたら質問に答えて!自分が言いたい事を一気に喋るのではなく、
本部の方からの質問に対して端的にしっかりと答えましょう。
2.事務所の住所はちゃんと言えるように!名刺を見ないと言えないなら電話機の横などに住所メモを貼りましょう。
・通報は、なるべく固定電話から。※スマホなどからの通報でもかなり正確な位置はわかるのですが、
固定電話からであれば、番号が登録されているため、通報直後に住所がわかるそうです。
3.消火器の位置は覚えて!消火器の位置を覚えないと咄嗟に使えませんよ。
4.避難の呼びかけは大声で!大声を出せば事務所のどこにいても避難の呼びかけが聞こえます。
・小さな規模の事業所の場合、初期消火に取り掛かりながら大声で周囲に知らせるなど、臨機応変に。
5.消火器の安全ピンは現場に着いてから抜く!ピンを抜いた状態での持ち運びは誤発射の原因にもなります。
・消火器の噴射は火元に向け、近づけ過ぎない。(油に向ける場合などは、近づけ過ぎると飛び散ります)
・消火器は15秒以上続けて噴射する。(訓練時に消防隊のかたが時計できちんと測られました)
6.炎が天井までいったら逃げて!炎が天井までいくとすぐに横に広がるので、すぐに避難しましょう。
AEDの使い方について
最近は感染予防の観点から、倒れている人を発見した場合、まず声をかけるときも
・頭のほうから顔をのぞき込むのではなく、足のほうから呼びかけましょう。
・倒れているかたの顔にハンカチをかけましょう。(見栄えはあれですが・・by 消防隊員さん)
などのポイントがあり、驚きました。感染リスクを極力減らすための工夫が必要なのですね。
基本的に、AEDはカバーを開けるかスイッチをONにすることで
自動的に操作手順を音声で教えてくれるので、それに従って落ち着いて操作しましょう。
そして、救命といえば「心臓マッサージ」と「人工呼吸」を交互に行うイメージをスタッフは持っていたのですが、
・人工呼吸よりも心臓マッサージが一番大事!
・AEDが一定時間毎に心電図を計測してくれるので、その間はずっと心臓マッサージ!
交代できる方が近くにいれば、疲れる前に交代をしましょう。
(救命講習を受講すると、どのくらい強さ・速さで、どの位置を抑えるのかを教えていただけます)
・事業所にAEDがあれば問題ないのですが、ない場合は事前にAEDマップなどで近くの設置場所を把握しておくことも大切です。
右京消防署梅津消防出張所の方々は親切丁寧に教えて下さいました。
本当に感謝しています。